ご挨拶
ご自宅で安心して
療養できるお手伝い
川崎医療生活協同組合 訪問看護ステーション
統括所長 小森 千絵
私たち川崎医療生活協同組合は、病院・診療所・介護事業所をもつ医療と介護・福祉の複合体として地域に根差した活動をしています。特に診療所では在宅医療に取り組み、それをサポートする訪問看護ステーションは川崎区・中原区・高津区に3か所あります。
私が訪問看護に出会ったのは、入職して3年目です。診療所へ異動した時です。当時は訪問看護ステーションはまだありません。通院できない患者さん、具合が悪い患者さんのお宅へ訪問診療で医師の指示を受け看護師が訪問し体調確認や検査、点滴、処置などをしていました。その時先輩看護師が医療的なことだけではなく、生活しながら療養する患者さんとして、生活の視点で看護することを教えてくれました。「ちゃんとご飯を食べられているか？作ってくれる人はいるのか？」「生活環境は適切か」などです。必要ならば食事の準備もしました。家族の方とも関わることが看護するうえで大事なことも知りました。
「そんな先輩のような看護師になりたい。」「訪問看護にもっと関わりたい」と思いました。1997年におおしま訪問看護ステーションの立ち上げ時のスタッフとして関り、その後川崎協同病院、訪問看護ステーション（ふるいちば（現在のなかはら）、おおしま）を行き来しながら、現在のおおしま訪問看護ステーションに所属し、看護師になってからの約半分近くを訪問看護に携わってきました。若いうちから訪問看護ができたことは自分の看護の宝になっていると思います。急性期や高度な医療現場で活躍する看護師も大事です。でも生活の場でその人がその人らしくいられる一番身近なところで看護する訪問看護師はとても楽しく、やりがいがあります。いまは各ステーションで新卒の看護師を受け入れています。訪問看護、在宅看護に興味を持ってくれたらぜひ！私たちと一緒にやりませんか。お待ちしています。
私たちの訪問看護への思い
誰でも医療、介護を受けることができます。誰もがその人らしく生活できるように訪問看護を提供し、住み慣れたお家で安心して療養していただけることを目指し訪問しています。スタッフもご利用者、ご家族の声を聴き、寄り添い、安心して看護を受けていただけるよう温かく、ぬくもりのある対応を心がけています。
私たちの訪問看護の特徴
- 連携……法人内外の病院、診療所、ケアマネジャー、介護事業所と連携します。
- チームケア……看護師、リハビリセラピストとともに在宅生活をサポートします。
- 教育……現任者、新任者の研修や学習、同行訪問でサポートしています。新卒者の受け入れをしています。法人の医科事業所と協力しています。
わたしたちの強み
法人グループ内に、病院、クリニック、診療所があり連携しています。もしもの時に安心していただける体制を整えております。
